うつ病は、一般に気分の障害を基本症状とする精神障害です。
ほとんどの場合に反復性が認められ、通常として病的な状態から回復することが可能であると考えられています。
原因については未だ厳密には特定されていませんが、脳の働きが深く関わっており、環境的な要因も大きいとされています。
最近では、職場うつ・女性うつ・受験うつ・介護うつなどの俗称でメディア等で言及されることも多くなりました。
症状には、精神症状と身体症状の両方があります。
精神症状は、抑うつ気分や興味・関心の減退、思考制止などが挙げられます。
身体症状については、ほぼ必ず現れ、食欲不振や睡眠障害など、自律神経症状が中心となります。
そして、それらが多様な組み合わせで現われるというのが大きな特徴です。